～ 施設長 ごあいさつ ～
住宅型有料老人ホーム miles（マイルズ）は、令和5年の開設以来、地域の皆様に支えられながら、三年目の節目を迎えることができました。ここに心より感謝申し上げます。
日本は今、かつてないスピードで高齢化が進み、「人生100年時代」とも呼ばれる新たな局面を迎えています。医療・介護・福祉を支える社会保障制度は、持続可能性と質の両立という難題に直面しています。しかし私たちは、この変化を“課題”ではなく、“希望を生み出すチャンス”と捉えています。
milesの理念である「人生の道のりを共に歩む」には、人生の最終章を“支えられる側”としてではなく、“共に生きる仲間”として歩み続けたいという想いが込められています。人は年齢を重ねても、誰かに必要とされ、誰かを想い、夢を描く存在であると私たちは信じています。
私たちは、ご入居者一人ひとりの「これまでの歩み」と「これからの希望」を大切にし、看護・介護・リハビリ・生活支援のすべてにおいて、安心と尊厳を守るケアを提供しています。また、地域医療機関や行政、地域の皆様とも連携し、“暮らし続けられる地域社会”を共に創ることを使命としています。
milesという名には、“mile＝道のり”という意味があります。人生という長い旅路を、寄り添いながら一歩一歩進んでいく。その中で生まれる笑顔や言葉が、私たちの原動力です。
これからもmilesは、介護の枠を超え、「生きる力をともに育む場」として進化を続けてまいります。変化の時代にあっても、人の温かさを軸にした「新しい福祉のかたち」を追求し、誰もが安心して暮らせる社会づくりに貢献して参ります。
皆様の信頼に応え、人生の道のりを共に歩むパートナーであり続けることを、ここにお約束申し上げます。
令和7年11月吉日
住宅型有料老人ホーム miles
施設長 岡田 学